投稿日:2006-02-05 Sun
昨日は、居住地茨木で業者婦人の地位向上を目指す活動でご一緒していた方をはじめ、フェアトレードを支えて下さる友人知人、何時も閉店後に通るので・・・と、始めて来て頂く方など、たくさんのお客様に恵まれた。こんなに寒い土曜日にもかかわらず、本当にありがとう。そして数日の雨で悄げていたわたしに、「しっかりせーやー」との忠告・励ましだと自分に言い聞かす。
また、始めて開催した「ねんどで手づくり化粧品」のワークショップも、昼の部1人、夜の部6人の参加者でとても好評だった。














と言う訳で、昨日の報告が今日になる(言いわけだー

さて、アチャでは環境にやさしい化粧品(メーク以外)として、粘土から作った化粧品を販売している。ワークショップでは、粘土のもつ意味の説明を聞き、そのあとシンプルジェルを使ってローションとクリームをつくる。

シンプルジェル(小さじ1)、植物油(小さじ1)、水分(40mLーお茶、野菜水などでも良い)、あとは贅沢用としてジャスミンのエッセンシャルオイルを入れて良く混ぜる

シンプルジェル(大さじ2)、植物油(小さじ1)とハチミツ少々を良く混ぜる
シンプルジェルとは、粘土を使いやすい形にした物
この粘土は、結晶の層が幅が1ミリの1000分の1で、「超」微粒子、結晶の層間に自分の20倍も水を吸い込みふくらむ驚異的特性をもつ粘土=ナトリュウムモンモリロナイト。
この驚異的特性は「高温に溶けた岩石=マグマ」が火山灰となり、ふたたび固まった後、何万年もかけて「粘土化」したもので火山国の日本に多く産出する。粘土は、結晶鉱物なので極めて安定していて、燃えて二酸化炭素を発生することもない。かつ使用後は地球に還る。
粘土は自然界では、動物たちがケガをしたり内臓を病んだとき、本能で粘土層をさがして、傷口にぬったり、食べたりする。古代エジプトでは、クレオパトラが美容に。今でも泥パック、粘土パックは有名。また
インドネシアでは胃腸薬として使用されている。日本でも、「かまぼこ」のコシをだすのに使われたり、胃薬の中に配合されている。
毛穴から老廃物を出すので、粘土の入浴剤でアトピー性皮膚炎が直る。中学生の青春ニキビが、ねんどのスキンミルクをつけて1ヶ月で直った言う。
「貴重なことを教えてもらった。一生ものだ」と、さっちゃんの感想をはじめ、みんな「良かったー、化粧品これから安つくー」・・・と。
ちなみに、いま次々と高価な新しい化粧品が売り出されていますが、講師の方曰く、「2万円化粧品の元は100円位かしら」、「えっーー」と、驚きの声が狭い店内に響く。
粘土化粧品を取り扱っている「ボディクレイ」は、全国で3人の社員と言う小さな企業で、大きな釜で作れないので小さな釜の小さな生産者になる。
手作りレシピ集もありますので、またお越し下さい。
上手にまとめられなくて、長い説明に・・・済みませーん。聞いたことはまだまだいっぱいです。
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