投稿日:2010-02-27 Sat
先日、ご近所にお住まいのママさんが来店される。いつも愛くるしい赤ちゃんを抱っこされ、子育てで頑張っておられる。が、その日は独身女性。「今日は?・・・・」と尋ねとる、「うん・・・・・・・・、実は離婚するので家が遠くなり、これからあまり来られないのであいさつにきました」と。「そう」とうなづきながら、どうしたのかなぁーと。すると、「DVだったんです。子どもを連れて、夜中家を飛び出し、警察に保護されて離婚を決意したの」。「そうー、偉いやん!、よう決意したね。まだ若いし、落ち着いたら仕事見つけてがんばろうよ。」と、言いながらこれまでの苦労話を聞く。
ご両親に心配をかけたくないと、ご両親にも話さず耐えられていた彼女。明るく、可愛く、元気で「こんにちわ、今日は○○へ行くところです」、「この子の顔の湿疹、粘土の入浴剤で治りました」、「主人の夕食がいらないので今日はのんびりで、こんな時間に」と、いつも来て下さった彼女がウソのよう。
家を出て実家に帰り、もう1カ月、「この間、話せば泣いていたけど、もう大丈夫です!。これから離婚の手続きが大変だけど、警察の証明と医者の診断書もあるし、がんばります!!」と、明るくふるまわれてる。母の強さを感じる。
「親子元気が何よりよ!、良かったよかった親子ともども元気で・・・・」と、ただただ励まししかできないが、女性が生きる、自立することなどについて話し合う。






「来て良かったです!」と、にっこり微笑まれ、「落ち着いたら子ども連れて必ずきますね」と力を入れる。
フェアトレードの春カタログを差し上げる。
DV・暴力の連続は、遅ければ命取りにもなる。
子どもさんはやっと1歳、ママは20代。きっとたくましく足を出されると・・・・、いや、すでに歩んでおられる。女性も、男性も自立し、人間として地に足をつけて生きることが大切・・・・、しかし、難しい課題でも・・・・・・・・・・・。
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