投稿日:2010-08-21 Sat
昨日の朝日新聞、「JICA天下り先社長 報酬 年2千万円超」の記事を読み、少し寂しく悲しい気持ちになる。「JICA」と言えば、外務省所轄の独立行政法人・国際協力機構として、文字通り国際的な援助、とりわけ途上国を中心とする支援活動を行っている。海外協力隊としての使命をもち、現地で額に汗して働く若者たちは、現地の状況・出会いに接する中で、「今後の生き方が変わった」とよく聞く。それはそれで大切な仕事・活動だと思っている。


この旅行会社が2009年度、JICAの航空券発注総額115億円のうち半分以上の59億円を受注。JICAには、昨年度だけで国から2986億円が支出されており、公的資金が天下りOBの高額報酬を支えている構図と。

とりたてて騒ぐことではないかもしれないが、不況の厳しいきびしいこの時期、就職難をはじめフェアトレードのNGO団体や、小さな旅行会社は大変な苦労を強いられている。そして何よりも、天災・人災を問わず先進国の被害をうける途上国の環境悪化はひどい。


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