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阿字地 千佳子

Author:阿字地 千佳子
フェアトレード・acchaは、みなさまの暖かいご支援に支えられ、いよいよ12年目に突入! 素敵な商品、素敵な出会いを、アチャでお楽しみ下さい。きっと、生産者の手作りの温もりが伝わります。(住所 大阪市北区天神橋3-2-20 ℡06-6357-7739  定休日・毎週日・月曜日)



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ネパールのこぼれ話し
  梅の開花も早く、ここ数日暖かい日が続く。冬が冬らしくない気候、何かゆっくり異常気象の魔物が近づいてくるような気がする。春は待ちどうしが、「寒い寒い」の季節ももう少し味わいたい。
 
   今日は、春カタログの「ベルダ」から、「ネパールのこぼれ話」として、ミランガーメント工房の『停電とミシンのこと』をご紹介します。
 「ミランガーメント」は、女性を中心に40人ほどのスタッフが働く活気に溢れた工房。ヘンプコットンなどの素材を活かした服や、カラフルでかわいいフェルトの商品などを作っている。
 この工房には、電動ミシンと、電気を使わない足踏みミシンの両方が置いてある。「せっかく電動ミシンを購入したけれど、やっぱりこの足踏みミシンがないとだめね」と言う代表のシャラダさん。効率を上げようと購入した電動ミシンだが、停電が多くなり、足踏みミシンの出番が復活する。

 2年ほど前から、計画停電が毎日のように行われ、長い時は一日10時間以上にもなり、アイロンなど電気が必要な作業は、朝7時過ぎに来て仕事を始めたり、いろいろ工夫をしている。2時間はかかる大家族の朝食を支度を含め、たくさんの家事をしなければならない女性たちにとって、朝早くから家を出るのはとても大変なこと。
 しかも最近は、計画通りではなく、急に長時間の停電になることも多い。思うようにいかない状況の中で、古い足踏みミシンは生産者の大切な味方・・・・と。

 小物部門では、フェルトの製品を作っている。燃料もとても高く、拾ってきた木切れを燃やしてお湯をわかす。
                       090214 ベルダ ネパールのこぼれ話 004


     そしてそして、2月1日のネパリ・バザーロの高橋百合香さんの、ネパール訪問のメール報告では、さらに厳しい状況が・・・・・・・。

  1週間前、代表と共にネパールより帰国いたしました。

 今回のネパール滞在は、日によって差があるものの、ほぼ毎日停電時間が16時間。到着した日は、サファーテンプー(三輪の電気自動車)が、長時間停電のためバッテリーが充電できず、仕事にならないため、抗議のストライキをしていて道が塞がれ、目的のウールンガーデンの工房には行けませんでした。

 大企業や機械化された大工場は、停電時間が増えて仕事にならず、廃業に追い込まれています。また、新しく制定された最低賃金が、4600ルピーと高額で、中小零細企業はとても支払えず、廃業するところが増えているそうです。

 さらに、ネパールでは出稼ぎによる仕送りがGDPに占める割合が一番大きく、中東や韓国の市場悪化で職を失い、帰国せざるを得なくなっていて、その仕送りがなくなる数ヶ月後に顕在化し、世界の経済危機の影響を受けることと予想されています。
 その上、国内では頼みの綱の観光業が従業員のストライキで悪化。外と内の収入源がなくなります・・・。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 生産者団体の皆さん一人ひとり、言葉にはならないほど苦労をされていらっしゃるのですが、どんな状況でも仕事をして、生きていかなければならない、本当に強く生きていらっしゃいました。

 こちらにいると、本当に一人ひとりの力の大きさを感じます。フェアトレードに関わる全ての人、それぞれに最大限に力を発揮できる役割があり、必要な人が必要な責任を果たすことによって、とても大きな、大きな力となり、社会が変わる可能性があることを感じました。

10年後、20年後、30年後、生産者の方々と一緒に、「ネパールはこんなにいい国よ!!」と自慢しあえるようになるまで、共に歩み、頑張りたいと強く思いました。

お店の皆様のお力は本当に必要です!!今後共、末永く宜しくお願いいたします。

 * 寄付ではなく自立支援、それは仕事・雇用といいますが、今日の日本の派遣社員問題も含め、本当に「仕事・雇用」が生きることだと・・・・・。
  フェアトレードを広げるとともに、世界各地で広がる格差社会への根絶をめざし、手をつなぎましょう。
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生産者のご紹介 | 13:21:19 | Trackback(0) | Comments(0)
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