投稿日:2010-02-20 Sat
昨日、大阪文化服装学院の生徒さんが、卒業作品発表会で委託品として販売して下さった残りの商品を持参される。11日の祭日は雨も重なり思うように売れず、18日、他店の商品も含めて学内で販売会をもたれたよう。「少しでも売り切ろう」と、先生をはじめ生徒のみなさんの努力に敬意を表す。そして彼女たち曰く、「1000円を超えると、一般の方は買うことにためらいますね」と、懐の堅さ、つまり厳しい今日の売り、買いを味わう。学ばれる。一方、学内販売会の学生さんの方が元気かとも・・・・・。「いますぐ明日の暮らしに左右されないからかな」と。
でも、卒業を目前に彼女たちの就職不安も大きい。「たまたま、今の時代の卒業で、就職できないのは彼女たちの責任でないこと」、「努力が足りなかったではないこと、そして、自分の進みたい、やりたい夢をもちながら、現実対応の必要性も含めて話し合う。礼儀正しく、爽やかな彼女たちを励ましながら見送る。
「これから・・・・」と、社会に巣立つ卒業学生のみなさんの就職率の厳しさ、「落ち込む」「ひっこむ」などテレビ取材を受けてる声を聞くにつけ、本当に本当に胸が痛む。



昨日は、D会社・部長のY氏ものぞいて下さる。
「景気はどうですか、いつもすごいご努力されてらっしゃいますやん」、「もうあかん!、もう限界やな」
「新政権に期待されてましたやん」、「うん・・・・・・、あかんな」
「不景気の責任者は前の政権だけど、後期高齢者医療など、何かひとつでもすぱっとしてほしいですね」
「ほんまや!、何か明るい材料を示してほしいでんな」
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世間話をしながら、40代の女性社長さんへのお土産をご一緒に探す。
「フェアトレードの説明書きを一緒につけてほしい。フェアトレード利用してごめんな」
「いいえ、広げていただいてありがとうございます」
シンプルな小さいかんざしを、説明書も含め小さな箱に入れてラッピングする。
「失礼だけど(フェアトレードに、店に・・という意味)、高価なものでないが、いつもお客に喜んでもらってるよ。いまは、価格があってないような時代だから」と。
Yさんは、大きな生産者、小さな生産者の矛盾を知りながら、営業で頑張っておられる。
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